JR北海道 2017/3/4ダイヤ改正の概要。特急ライラックや大雪が復活。

 

  スーパー白鳥の789系 3月からライラックに wikipwdiaより引用

  スーパー白鳥の789系 3月からライラックに wikipwdiaより引用

JR北海道から2017/3/4のダイヤ改正を発表がありました。昨年の3月の改正も北海道新幹線の開通などがあり大改正だったのですが、今年も負けないぐらい(というか札幌人にとっては遥かに影響のある)大改正となりました。

今回の改正は、良くなった部分もあるのですが、不便になった部分も多々あり、むしろ先祖返りを起こしたような内容になっています。まあ、JR北海道の現状を考えると仕方ないのかもしれません。それよりも、懐かしい名前が復活しますので、まずはそれを楽しみたいと思います。

JR北海道 2017/3/4ダイヤ改正の概要

今回のダイヤ改正の概要は以下のとおり。

◆札幌~稚内間の特急列車3本のうち、2本が旭川乗り換えに変更。

◆札幌~網走間の特急列車4本のうち、2本が旭川乗り換えに変更し、旭川~網走間の列車が「大雪」という名前に。

◆去年まで函館~青森間で走っていたスーパー白鳥の車両789系を札幌~旭川間に投入。「ライラック」として1日14往復。

◆現在札幌~旭川間を走っている特急スーパーカムイは、「カムイ」に名称変更し、1日10往復に。余る車両は特急すずらんで使用。

◆札幌~函館間の北斗1往復に新車両261系を投入。時間短縮に。

◆利用客が少ない10駅が廃止。
 (千歳線)美々駅
 (根室線)島ノ下駅、稲士別駅、上厚内駅
 (釧網線)五十石駅
 (函館線)東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅 

ノアの所感

まず今回の改正で一番嬉しいのは、スーパー白鳥だったあの緑色の789系(冒頭の写真)が札幌~旭川間で走ることですね~ 形はスーパーカムイとほとんど同じですが、あの緑色のデザインは画期的でした。グリーン車も付くということでおそらくカムイの上位に位置づけされるんでしょうね。

ただ、札幌人から見ると、やっぱり稚内方面、網走方面への列車が乗り換えになるのは少し不便です。札幌~旭川間とそれ以降の乗車率の差を考えると仕方ないのかもしれませんが。

まあ、むしろ、今までの特急が札幌に一極集中しすぎていた状況だったので、旭川発着の特急が久々に登場したことを喜ぶべきなのかもしれません。(私は常々、札幌の機能の一部を他の都市に移して、人の流れを分散するべきだと考えています)

あ、でも、時刻表を見たら、網走行きの一番列車「オホーツク1号」の札幌発の時刻が、なんと30分繰り上がって、6時台になっていました。これはいただけない。朝6時台の列車に乗るためには、何時に家を出なければならないのか。少し遠い人は札幌駅までの交通手段が無くて、この列車を使えないですよね。

特急ライラックの歴史

次に列車の名前です。ライラックと大雪が復活したのは、はっきり言ってびっくりしました。「何故いまさら?!」ってかんじですよね。でも、これはなんとなく嬉しい感じがします。ライラックは、札幌~旭川間をかなり長い間走り続け、一時代を築いた特急ですからね。少しその歴史を振り返ってみましょう。

  1986年のL特急ライラック Wikipediaより

  1986年の特急ライラック Wikipediaより

ライラックは、1980年10月に運転を開始、当初は室蘭~札幌~旭川を走っておりましたが、1992年の新千歳空港開業に伴って、ライラックは新千歳~旭川、新設の特急すずらんが札幌~室蘭間を走るようになりました。

ライラックと平行して、1986年にはホワイトアローが運転を開始。最初は1日3往復ぐらいで、札幌~旭川間はノンストップだったような気がします。

1990年にホワイトアローは、新型車両785系を導入し、スーパーホワイトアローに名称変更、1992年には札幌~旭川間を1日13往復するようになりました。ライラックも同区間を1日14往復しており、その他オホーツクなどもあったので、札幌~旭川間は特急が1日30以上往復するという、華やかな時代を迎えました。

  785系のスーパーホワイトアロー(1990年) Wikipediaより

  785系のスーパーホワイトアロー(1990年) Wikipediaより

そして、2007年、スーパーホワイトアローとライラックは統合し、特急スーパーカムイとなり、現在に至ります。

今回の改正で、そのスーパーカムイがライラックとカムイに分離。緑色の789系が見れるようになるのも、ライラックという名称が復活するのも嬉しいですが、なんとなく複雑な気持ちですね~ 本当に時代が逆行したかのような気分です。先のことは分かりませんが、後で振り返ったとき、ひとつのターニングポイントとして語られるような気がしますね。

私に出来ることはほとんどありませんが、時代の行く末を見守っていきたいと思います。

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